[パルックと共に死体で発見された少年は、紅谷のよく知っている人物で、春原にとってもある意味身近な人物であった。>>185その繋がりゆえに、紅谷は少年を反対派ではないと確信している、と考える。紅谷にも籐鈴のような能力があるとは考えずに]………、それは。お悔やみ、申し上げます。[話は、師匠が命を落としたことで締めくくられる。>>187昨日、目の前で生きて、話をしているところを見た相手が、今はもう物言わぬ躯と化している――、そのことに何も思わぬ春原ではなく。ただ、そっと目を伏せた]
(231) 2013/08/11(Sun) 23時半頃