必要、不必要というよりは、運命共同体になるか。という話だね。もし、信用できると君が言うのならば、もし、僕の身に何かあった時に君を道連れにしかねなくても構わないというのならば。君がみんなを気遣って日常を演じ続けてくれたように、決意も無く迷い込んだ人たちを少しでも守りたいと思うのならば。どうか僕に委ねてみてくれないか。悪霊がこの中にいる事くらい、察しの良い君の事だ。姉妹の話から推測できているだろう?だけど正直さっぱり手がかりが無いんだ。対策も立てず見張りをしてどれ位の効果が見込めるか君になら判るだろう。だから、覚悟のある君と僕とで、賭けに出ないか?そういう信用の話だ。
(231) 2011/01/28(Fri) 01時半頃