[星も好きだけれど、桜も、花だって好きだ。ピアノの旋律も好き。一番は星に違いはないけれど。星フェアなんてやってくれないから。本人の知らぬところで勝手な約束を取り付ければ。彼女のバイト先で司の告白の行方でも聞かせてもらおうかな] 輝かしい、っつったって、 寂しいじゃん。離れるの。 木屋ともこうやって偶然会うことなくなるわけだし、 大丈夫、大丈夫。 セーターに土付けてる俺もかっこいいから。[謎理論を展開させながら。髪に彼女の手が触れれば僅かに肩を震わせた。この年になれば髪の毛を触られることなんて滅多にないから。昔はそりゃあ勿論、両親にも幼馴染にも触れられていたが]
(228) 2016/03/13(Sun) 02時半頃