んっ…。
[縄が身体の上を舐め始めると、それが身体を這う旅にぴりぴりとした感覚がわき起こり、身体の芯へと蓄積される。
まだ迷いはあるものの、最早抵抗は出来なかった。
何せ、縄が這うだけでこれほど心地良く、胸が躍るのだ。
これに縛り上げられたら…そう思うだけで被虐心があおられ、ゾクゾクとした感覚に襲われ、淫らに表情を歪ませた。
縄が全身を巡り、秘所にはごつごつとした玉があてがわれ、少し身じろぎするだけでも目の粗いソレが擦れ、たまらなく声が漏れる。
股間を締め付けるその部分が蜜を吸い込み、色が変わるまで、ほとんど時間はかからなかっただろう。
それどころか、縄が蜜を吸いきれなくなり、ぽたぽたと蜜を滴らせるようになるまでそれほど時間はかからなかった。
レティは先ほどから熱い吐息を繰り返し、その表情は苦しそうではあるものの、明らかに悦びの色がにじんでいた]
(227) 2012/07/17(Tue) 14時頃