204 銀花の咲く路、灰白の世界で君を想う


【人】 すくみず アオイ

[メールを送り、くるみパンをかじり、すっかり冷めたレモンティーを飲み、屋外のベンチに座って入ればそれは体も冷えると言うもの。
それでも本日、個人的な都合により食堂は使いたくありません。
意地でここに居たものの、午前の講義の合間に仲間の減ったレモンティーは底をつき、流石に温かな飲み物を仕入れようと腰を上げた頃。

視線の先に、どこに向かうつもりかサークル仲間の姿を見つけて>>144>>172声をかけた。]

三辻くん。
おはよー、プレゼントの件、聞いた?
って言うか、見た?

[既にメーリングリストが出回っているため、其方から知ったか他の誰かに聞いたか。
荷物を持ち小走りに駆け寄っては首を傾げて問いかける。
手持ちのビニル袋には、空のボトルとチョコの箱。冬季限定なメルティなキッスのアレだ。]

(226) 2016/12/17(Sat) 17時頃

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