人狼議事

199 獣[せんせい]と少女 2


【人】 鉱滓地区 ワクラバ

―裾野の街―

[私達獣と少女の存在を人の仔らが思うところは様々だ。
それでもこの、学び舎の聳える砦の下、小さな街は
こうして少女の生誕を祝うくらいには私達の存在は
身近に知られているし、忌み嫌われたりはしていないはず。
それでも私の風貌は人から見て若干、多少、かなり、
物珍しく、奇異であることは私は知っている。

私を見上げた子供のおびえたような声に
私は眉は下げたが、それも仕方のないことだろう。>>201
人の姿でこうなのだから、
竜の姿で街を闊歩していたら子供が泣くかもしれない。
ヘクターのように、或いは客人の獅子のように、
もふもふとした獣ならばもっとこう、とは。

考えても詮無きことに、
知らず私の尾は常より垂れそうになるけれど
子供に手を差し伸べる少女の見上げる視線と目が合えば
気にしていない素振りを努める。]

(224) 2016/10/17(Mon) 01時頃

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