221 ヴェルル女学院3~小夜啼恋歌~


【人】 開放的市民 ジェニファー

[ 遅い時間の校舎で、生徒を見かけると>>223
 寮に戻らなきゃいけない時間でしょうと、
 叱らねばならないだろうか、そう鬼教師の仮面は思う。

 けれど彼女があまりに普通に挨拶をするものだから
 叱るタイミングを逃してしまい、]

 はい、さようなら。

[ 教師も普通に挨拶を返し、ちゃんと帰寮するだろうかと、
 すれ違う彼女を視線で追った。]

 ……?

[ 不意に振り向いた彼女と視線が合う。
 この薄暗さでは輝かしいとは言えないけれど、美しいシルバーブロンドの髪を見つめると、何故だろう記憶の奥底が疼くような。]

(224) 2017/07/08(Sat) 22時頃

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