[しばらく、胃が落ち着くのを待っていると、1階から女性の叫び声>>151と、人々のざわめきが聞こえた。悪い予感しかしなかったが、夢の中で感じたものを確かめたくて、よろよろと立ち上がると、ゆっくりと1階に降りた]
[1階に降りると、人だかりができていた。誰か、男性が、「見ない方がいい」と諭してくれた]
何があったんですか?
[その男性はサイモンの死を教えてくれた。その惨状も簡単に取り纏めて。できるだけ感情に差し障りないように気をつけてくれたようだ]
(あれは、夢じゃなかったんだ…)
[確か、サイモンという人は食堂で見かけた人だったと思う。少し陰気な感じの印象だったはず]
(間に合わなかった…)
[惨劇の舞台を直視しないようにした。先ほどのこともあって、直視はできないと自分でも思ったから。自分でも色白の肌がさらに蒼白になっていくのを感じた]
(222) 2010/09/19(Sun) 13時半頃