[攻撃を躱されて、流され、ついでに分析までされる様を見せた犬>>218。
悔しいは悔しいが、それ以上に楽しくてにぃと笑ってしまう。
一歩も動いていない様子から、ちったぁ動きやがれ、と心の中で毒付きながら。
落ちてたフードを利用し、視界を遮ろうとしたが、いともあっさりと阻止された上に、突き飛ばされてしまう>>219。]
くっそぅ……。
[崩れた体制を整え、荒くなり始めた吐息を大人しくさせようとすれば、獣の咆哮が鼓膜を震わせた。
吸血鬼の後ろで猛り狂った合成獣は、此方以上に殺気を放ち、真っ直ぐと、ノストに向かい爪を振り下ろそうとしていた。
彼は、己の状況を理解し、不機嫌さを見せ意識を逸らしてるのは理解してるが。
大地を蹴り、真っ直ぐ駆け出したと思いきや。
ノストの横を駆け抜け、牙を剥き出しなが、キメラの眼前まで駆け寄れば。]
(220) 2015/08/04(Tue) 19時半頃