>>215
あ…テッド…くん。
[不意に現れた級友の姿に、思わずどもる。
数日前、あの男の子がつれてきた彼のことを思い出し、思わず目をそらした。
彼は結局途中であの場を去り、後日会って『アレは救済で、やましいことではない。でも、きっと叱られてしまうだろうから黙っていてほしい』とお願いしてはあるものの…彼とはその後、まともに話せていなかった]
こんなところ…って…。
え、こんなところで肝試し…?
[確かに、ここから少し行けば肝試しもできるような場所はあるけれど、ここは既にそういった雰囲気とは少し違う場所だ。
もっとも、一人で『そちら』からやってきたのなら、まだ心細い風景ではあるけれど]
私はお使いの帰り…二人とは、たまたまここであったの。
…一人で肝試ししてたの?
こんなところで?
[少しだけおかしくなって、くすくすと笑みを浮かべた]
(220) 2011/10/09(Sun) 01時半頃