― 砂糖の水のはなし ―[その日のカリュクスちゃんは、お寝坊さんだった。>>113デメテルちゃんと一緒に悪戯をして、たまには怒られてたりする子。だけど、あたしには優しいし、いやなことなんてしない子。あたしはあたしで、その日はお寝坊さん。なんだか身体が起き上がらなくって、もう少し、あとちょっと、とお布団と相談しているうちに、気付けばお日さまはさようならの時間。たくさん寝たから喉がかわいて、お腹も空いて。たぶん、そのときのカリュクスちゃんと、おそろい]
(219) 2016/10/10(Mon) 14時半頃