風が有れば、室内よりは乾くんじゃないか?
というか、キミが真っ先に心配するのは、其処か。
まぁ、折角の異常事態だ、暗闇を愉しむのもいいだろうさ。
[そう思って引っ張り出して来たランタンの存在を思い出し慌てて取りに戻る、
すっかり油が切れて炎は消えていたので、一安心
朝風呂と聞いて誘われるように時計を確認すれば、そんな時間はとうの昔に過ぎていた。彼が訪れた時間は確認して居ないが、その後随分と経った事は理解していて]
……あー…すまない。けれど、助かった。
調べものも、片付けも。
礼の代わりといっては何だが、背中でも流そうか?
[すっかり冷えたランタン片手に、彼の後を追い掛ける。
そういえば、彼の用事は何だったのだろう?
書庫の明かりを消すタイミングでそう思い至って、首を捻った。
移動の最中に尋ねてみようか?もし邪魔をしてしまったなら謝罪の言葉を添えて**]
(219) 2014/01/28(Tue) 09時頃