[ぎりぎりぎりと鷹村の頬をつねりつつ>>215、ひくひくと怒りで己の頬を引き攣らせる南方。大人げなんてものはない。]
人に会ったときは! いきなり突き飛ばさないの!
わかりましたかコラ! 返事は「はい」な!
(……あれ、だけど、あれって「突き飛ばされた」のか……?
……変な衝撃を感じたんだが)
[イマイチ鷹村の能力に気づいているような気づいていないような、そんな南方は>>216足音に気づいて、振り返る。そこには幼馴染に……丁度、今頬をつねっている少女と同い年くらいの、どこかしら瞳の昏い少年も一緒だった>>217。
南方はあっさり鷹村の頬から手を離すと、鷹村に走りよる水無月と入れ違いで部屋を出る。]
…………ちょっと待て、ハル。被害者は俺だって。
そんな目で見るんじゃあねえよ。
あーくそっ、痛ェ
[そう零せば、幼馴染は水を手渡してくれただろうか。先ほどぶつけた場所に当てながら、状況を確認し]
そんで、用事はすんだのか?
[ぶっきらぼうに言葉を]
(219) 2014/06/15(Sun) 00時頃