ドールが監視なぞせずとも、まだ皆彼らに夢中だろう?
彼らとて未だ機を狙って様子見している段階さ。
問題無い問題無い。
[>>211尋ね案内して貰った先は荒らした箇所とは随分と違う場所。
成程広すぎるのがいけないな、なんて笑顔で清々しい程の責任転嫁をしてみるも、誤魔化しきれない事くらいは理解しているようで、ツッコんでくれるなとばかりに視線がつ…と交わらぬ高い位置へと逃げ、そのまま調べものに逃げた]
…――さて、今の所見当たらないな。
やはりそうだよなァ、そんな言葉、聞いた覚えは、確かに、無い。
ふむ、…言霊がどうとか、フィリップが言って居たな、確か。
トレイル、キミは言葉に宿る力を、信じるかい?
[新しい玩具を見つけた子供の様に無邪気に笑っていたのも束の間、ドールに任せず片付ける流れになれば、散らかした張本人の己がやらない訳にも行かず、すごすごと長身の体躯を縮めてちまちま作業を始めるその背がしょんぼり哀愁を背負う]
(218) 2014/01/28(Tue) 09時頃