[様子に気づいたか、ちがうのか。
布のごしごしは止まって、あったかいお水の入った器のふちまで持っていってくれた。
体の上半分だけぐっと出して、くんくん。変なにおいはしない。
目から出たお水を手でごしごししながら、思い出す。
日差しがあつい、あつい日。あの子が大きな器にお水を入れて、入っていたこと。
お水がたくさんあれば、虫が落ちる。ならぱりぱりも落ちる!]
うんしょ…み゛ゃっ
[乗り出したまま、お水の中に入った。顏から入った。
どっぽん。水柱。器のふちからたくさんの滴が飛んだかも。
慌ててお水の中から顔を出した。さっきママからもらったお水よりもあたたかいお水に、ぱりぱりが溶けていく。]
こうすれば、ぱりぱり、とれる?
[やさしい指先があちこちをごしごしする度>>200、きれいになっていく。
真似して、かみやおなか、足をごしごしした。ぱりぱりからつるつるになる!うれしくて、いろんなとこをごしごしした。]
(217) 2015/07/31(Fri) 17時半頃