僕、分からない……怖いのは、嫌だよ……。[ヤニク>>211の状況を何も知らないまま、けれど今、気にする余裕なんかなくて。彼の言葉は気休めにしか聞こえず、絶望に濡れた瞳が彼を捉えた。]ヤニクは僕が…どうなってもいいんだ……っ。嫌いじゃないなら、どうしてあんな言い方をするの。誰かがなんて言い方をするの。僕である必要は、どこにもないじゃないか!!![それは八つ当たりでしかなく、八つ当たりでしかなかったけれど、幼い心は止める術を持たず、シャワーを止めて大浴場から駆け出した。]
(216) 2013/12/20(Fri) 02時頃