>>213
[店内から聞こえた店主の声に着ていたカッパを脱ぎひと振りして水滴を払う。そろり、と扉を開ければ長椅子で腰掛ける--というには、少々体勢を崩した店主の姿があった。いつもマイペースな彼のことなのであまり驚きはないが、休憩中だろうか?表情はどこかぼんやりとしている]
こんにちは。お邪魔します。
すみません。もしかすると、休憩中でしたか?
[泥のついた台車を店内にいれることは憚られるので軒先に置かせてもらうことにする。台車の頭に被せたビニール服をを少しだけ中からエプロンと三角巾を取り出し身につけるとハタキを手にとった。店内は綺麗なもので、この分だとあまり時間はかからなそうだ]
そのままお休みしてていただいて結構ですよ。
時々、うるさくなってしまうかもしれませんが。
[にこり、と笑みを向けそのまま窓のほうへ。雨が入ってくる可能性があるのであまり大きくは開けられないが、少しなら大丈夫だろう]
あぁ…それと。
--以前、お願いしたもの。出来ていますか?
[笑みを浮かべたまま、声色だけ僅かに落とし。以前依頼した睡眠薬が出来ているのなら帰りに受け取って帰ろうと思いながら、店主のほうへと顔を向けた**]
(216) 2013/07/20(Sat) 15時半頃