[白い頭を撫ぜながら店主の言葉に機嫌よく答える。>>178]こども 好きなの私 にも、ね、こどもがいたんだけどいつの間にか、いなくなって しまって[いつの間にかお腹の中から居なくなってしまった。だから、とても哀しくて子供を見るたびにお腹へ戻したくなる。」だから私 龍神様、の――――[思わず言葉を止めてしまった。抱きしめている少女の匂いが変わった事に気づく。>>180]この、 この かおりも懐かしい わ[漂うは河の匂い。少し体を離し、撫ぜた手を少女の頬に添え顔を覗き込む。この子には懐かしいものが色々詰まっている。今はどんな顔をしているのだろう。]
(216) 2018/11/07(Wed) 23時頃