ハルか。うん、呼びやすくて助かる。
ニホンジンの名前はえらい言い辛いのがあってな…
[勝手にミルフィと呼ぶようにした少女の顔がちらつきながら、ぽりと髭の残る顎を掻く。話すのが職業と言っても過言ではない自分には若干致命的な苦手科目だ。
どこかつんけんとした印象を受けた兄とは違い、ゆるうりとした印象の彼を学生だと思ったのだが。がっくりと肩を落とされて、>>209失礼だったかもな、と少し慌てた。]
おぉ、そいつは失礼。先生でしたか。
じゃあ今度教会に遊びに来て、オルガン弾いて下さい!
聞いてみたいなあ〜〜。
[項垂れる彼を持ち上げようとしたのもそうだけれど、あの教会に入ってから心揺れるような演奏のオルガンを聞いていなかったから、少しの期待を織り交ぜて。]
タダじゃだめって言うならグラスワインを付けますよ。
…って言っても、俺のじゃあないですけどね。
[ははは、とあの人のワインコレクションを勝手にアテにした]
(216) 2014/12/05(Fri) 22時半頃