ー少ししてからー
あ、あの、マスターさん!
ボク、その、こっち…隅っこ移動します、ね!
[そうこうしている内に、店にはまた来客>>151があっただろう。もしかしたら剣吉と親しげに話す男性を見たことがあるかもしれないが、話し掛ける勇気は無く。
ぺこりと頭を下げて、カウンターからはそう離れていない席を指差す。問い掛けのようだが、引きとめられなければ其方へ移る。]
(ハッ…架空請求とか、そーゆーのきたらどうしよう)
[残り少ないミルクティーを持ったまま、鞄を背凭れとの間に置き座る。
それから思い浮かんだ心配は完全に見当違いのものだったが、脳内の呟きにツッコミ者は存在しない。]
…後でマユミに聞けばいいかぁ…
よし、これ飲んだらーー…何しよう
[すっかり冷めた水面を見つめ独り言を呟いて。
一人でいるのも寂しいな、と友人達の予定を思い出しながら、ゆっくりと甘いそれを飲み干すだろうか。**]
(215) 2014/06/11(Wed) 01時半頃