[ >>206黒い腕の救世主はトルドウィンと言うらしい。蜜のチューブが受け渡されるのを見守っていると、勇気を出した挨拶の結果が再び返ってきた。
首を巡らせれば、白く細い首部アーム>>207が曲がり頭部が上下するところだった。
倣うようにフェイスカバーの奥、会釈をすれば、揺蕩う髪束が海藻のように揺らめく。]
……。
[ 己の不便さを嘆いた時>>175に思い描いたヒューマノイド。相手はそれに当たるのだろう。
首部や頭部とは異なる白さを有する両腕が印象的だ。
沈黙は観察のためではなく、次の言葉を探すため。未だ中身の分からない身体は、語彙だけでなく検索機能も乏しい。]
しるく です。
なま え。
[ 結局、直前の考えに引っ張られたのか、名乗りと二度目の会釈という無難に落ち着いた。]
(214) 2020/08/25(Tue) 00時頃