【人】 営利政府 トレイル

　― 共同墓地 ―

　……ゥ、く……っ、くあっ！……っふ
　ぼくの……、ぅぁっん゛……　

[猛る砲身の容赦ない抽送で教えられて、>>168
口付けの合間に言葉で諭されて。
身を焚かれながら、縋り、求め、心臓は喜悦で高鳴る。

舌が絡めば彼へ其れを委ね、交わらせ
舌根から千切らんばかりな圧を籠めて吸い上げた。

熱に浸る双眸は、彼の事しか見えていない。

それでも、遠くから参拝の足音と会話が耳に響けば、
密着した腕を強ばらせ、肩口に噛み付いて声を殺す。
飲み込むのを忘れた唾液が、アランの肩部に艶を持たせた。
まるで、そこだけ雨に濡れたかの様に。]

(213) motimoti 2014/02/10(Mon) 20時半頃