−Xday-3day AM01:10頃 ハルヒラシティ内カフェ−
[悩んでいる様子のミルフィと、自分と同じく、迷わずに触れに行くことを選びそうなクリスマス(>>@20)の二人の言葉、それぞれ、わかる。
それぞれに頷いてから自分の耳に届く、クリスマスの問いかけ(>>@20)。誰かを蹴落としてでも?
その問いかけには、流石にすぐに答えることは出来なかった。
恐らくクリスマスが言うのは、例えば、同じく招待状を得たということで互いの名を知る仲となれた、ミルフィを、クリスマス自身を、蹴落とせるか?という問いかけであろうと理解した。
心をがつんと殴られた、気がする。]
………………わからない。
[たっぷり数秒悩んで、正直な本音を語る。
そうして気づく。自分の執着はその程度でしかなかったことを。
恐らくクリスマスは、そうではないのだろうと予測した。
クリスマスの問いかけが重かったのか、クリスマスの見せた招待状には、そこまで大きな反応は示さなかった。
それからは、黙々と機械的に、言葉少なにタルトを食べ進んでいた。味を楽しんでいるようには見えないだろう]
(213) 2014/03/13(Thu) 13時半頃