―とある日のこと―
[果物をくすねに来る麒麟とそれを追いかける狼は常日頃見られるごくごく普通の出来事であったのだが、その日はどうも面子が違ったようで>>103
ある日、葡萄の木の近くで不審な動きをしている二人を発見し、捕まえて白状させたら案の定ユージンが主犯であった
ただ、そこにミツボシの姿があったのは予想外で>>136]
・・・ユージン
[じとりと彼を見る目は彼女に悪いことを教えるな、という釘打ちだろう
素直に謝ったミツボシ>>136に対しては怒るに怒れず、溜息を付いた後に頭を撫でた]
あのな、欲しいならコソコソせずに行って良いんだぞ。黙って取るのが駄目なだけ
それに万が一ダメになった物を食べて腹を壊すのも怖いしな
[まあ、私が見てる限りそんな物は出来ないけど。と品質をさり気なく保障しつつ彼女に言い聞かせたか]
(213) 2015/10/09(Fri) 20時頃