[楊枝に刺さる林檎は見慣れないらしい。
それを摘まんで持ち上げればいいと伝えれば、ルパートはその通りに手を伸ばしてくれる>>191。]
そうだろう。
気に入ってくれたなら、あたしも嬉しいよ。
[と、何やらオーレリアがルパートへと耳打ちする様が目に入る>>189。
それに返すルパートの様子はどこか慌てたようで>>199。]
……ふむ。
退散したほうがいいかな。
[この場に己がいるのは、ちょっとした野暮になっているのではないかと思い立ち、ルパートにそう訊ねてみた。
オーレリアから訊ねられれば>>203、こくりと頷いてみせる。
彼女の口にも合えば、幸いだ。
苺のお礼だと口にしたかったが、そも金平糖のお礼と言われ多く貰っていたから、意味のないことだろう。
だから目許を緩めて、気に入ってくれた素振りが嬉しいと示した。]
(211) 2015/12/13(Sun) 23時半頃