人狼議事

251 洋墨と躍れ、心の随に


【人】 意匠造形 シルク

 
のどがからからにかわいている気がするのに、『少年』は思わずのみこむようなどうさをしてしまってから、ぎゅう、とつよくつよく、手をにぎりしめました。

こわかったのです。
こわかったのですが、まほうつかいのことを思いだして、『少年』は手のひらをかたのあたりに上げます。
すると、ホシのきらめきのような小さなかがやきが、『少年』の手の上になにかを作ります。
にぎりしめたその手にあったのは、すけたようなみどりの色をした、ガラスペンでした。


「ぼくは、やくそくしたもん。
 いたいいたい、って、
 まほうつかいの人がなっちゃったら、行くって。」


ガラスペンで空に『少年』が線を引くと、できたのはヒツジの絵でした。
そしてそのまま、ほんとうにヒツジになったのです。
 

(210) 2018/10/13(Sat) 14時頃

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