[今日も今日とてサイガワラが活気溢れる街である事に変わりはない訳であって。
もし1日が経過しているのならば、明日審判をしに行く役割があったなとか、卒業論文書き上がってないなとか思う事はない訳ではないのだが。
それは今死んでいなければ、若しくは生き返らせてもらえる段階まで生きていれば、の話でしかなく。]
……、漸く読み終わったと思ったら又増えて、
今度こそと思えば前の文を見つけ。
…昨今の人は随分執筆熱心なものですね…?
[普通、人が読書をする時というのは、自身の興を惹き尚且つ読んでいて苦にならないものを読むだろう。
と、なれば青年の口調が明らか苛立っているのは、語るまでもない。
只管に“トムラ”なる人の文章を読むのが苦痛なのだ。
(だからと云って、
読まない選択肢は端からないのだが。)
此処に来てもそこまで大きくため息も吐かなかった筈だが、今になってそれを溢している有様であった。]
(210) 2017/06/14(Wed) 00時半頃