いいね、いや、素晴らしい。
[笑い過ぎて息苦しい呼吸の音をぜぇぜぇ咽いで咳込みながら、力の入らぬ拍手で賞賛を。
、息苦しさと可笑しさで溢れた涙を指で抑える。>>195大丈夫なんて言われたって、そんな馬鹿な、とひらり手を振り聞き流した]
…今は外にいる人間の可能性は?
外の誰かと結託している者が犯人かも知れない。
部隊長よりもっと上層部の連中だとかな。
この城の中に閉じ込められた当事者は只の駒だろうという意味さ。
[答えなんて出す気はない、出てしまってはつまらない。
そんな事、彼に言ってもきっと、理解されはしないだろう]
知って居た方が生き残れる、此処がそんな場所じゃないと良い。
キミがそのままのキミであれば良い。俺も、そう、願うよ。
[見送る彼の背にはもう届かないかもしれない、独白の様な呟きを、ぽつり、零して背を向けた*]
(209) 2014/01/30(Thu) 02時頃