―再び・商店街―
いっ……!
[本当に悪いと思ってんのかこの人と、思わず彼を見る目がジト目になってしまうのも仕方がない、と思う。
が、段々と勢いがなくなっていく言葉尻に思わず苦笑を浮かべてしまった。
それと同時に察する>>206。あぁ、この人兄貴とあの人の事知ってるんだな、と。]
です。俺は弟の陽翔。ハルとでも呼んでください。
[まるで苦手な物を口に含んでいるような、そんな苦い顔をしながら自己紹介をする男の名前を口で転がしながら。
イタリアの片田舎な上にワインの街、それだけで何となくお酒が強そうと勝手なイメージを抱いた。]
へぇ、神父。宣教の修行……って事は結婚式とかに居る神父さんとはまた違うんスか。
が……学生…いや、つい数年前までは確かにそうでしたけど、もう卒業してるっス。
今はしがない音楽教室の講師をやってます。
[肩をがっくりと落とした後に、顔を上げへらりと笑う。>>208
……日本人が実年齢より幼く見られる事は知っていたが、もしかして高校生くらいに見られているのだろうか。]
(209) 2014/12/05(Fri) 22時頃