276 【素桃村7】四月と、春に焦がるる白い羽根


【人】 公安部 カガ

[きみが選んだのは「普段でも飲むようなお酒」
なんでもない日が またひとつ
幸せで、楽しみになるような選択と
提案したきみのはにかんだ笑顔に
そうだね、って微笑みを返そう。

結局俺が頼んだのはグラスビールで
テーブルには「いつもの酒」と
洒落たおつまみが、いくつか並ぶ。

普段と殆ど変わらないはずなのに
いつもと違う場所 いつもと違う器
そして、隣にきみが居るだけで

なんだか とても特別なように思えた。]

(207) 2020/04/01(Wed) 00時頃

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