[足を一歩一歩後ろに下げて行くのを、>>189僕はその二倍分の早さで差を埋めてゆく。杖はもちろん、利き手の内に構えたまま。同じようにこちらに向けられた杖の先端は僕が何かした瞬間に襲い掛かってくるのかもと予想をしながらも、……それでもいいと、口を開く。] ( きっと、成功する。 )[彼女の立つその足元に向けて 強固な意志を もって。]
(207) 2016/02/14(Sun) 12時頃