……ふうむ、悪魔さんは、うすらトンカチ、と。
覚えておきましょう
[その部分だけは素直にクス、と心から微笑みつつ。
要らない情報を頭の中に刻んだ後で、画面から目を上げれば>>203相手の口角が言葉と裏腹に吊上がっていた。]
ああ、安心して下さい。
『交渉成立』するなら、すぐにでもお見せするつもりでした
……が、いいでしょう。
出し惜しみするのは、得策でないようですし。
[さて、黒田と名乗った男の反応はどうだったか。
少しまだハッキリとした間を置いて、悩んだもののアプリを起動する。本音を言うと、情報監査が目当てなので信頼を得るよりも手の内を隠しておきたいのだが―――。
相手の目が笑ってないのを黒曜に映しとると気取られないように、息を吐いて。改めてダウンロードすれば、様相によく馴染む、全てが漆黒に覆われた大鎌が手の内に出現した。]
(207) 2014/12/08(Mon) 18時頃