[さてどうやって扉の中に入ろうかと、暫顎に手をあて考えてみたが何も思いつかず。普通に重い扉を開け、顔だけを見せて中を覗き込んだ。フロアに居る人がその様を見る事があれば、場に似合わないメイクの男が現れた事に何を思うだろうか。キョロキョロと中の様子を見回しながら、静かに中に入り扉を閉めたと思えば、大袈裟な動きで会釈をする。]どーもどーも。衛士さんに言われるがままここに来ました。僕、サイモンと申します。何でも…知ってる人は知ってるあれですあれ。僕もあれの容疑者ってんで来ましたが、怖い収容所とかじゃなくて安心しましたよ~。早く厄介事が終わるといいですね。[そう言いながら、店主の手を持ち大振りな握手をした。]
(205) 2010/05/14(Fri) 01時半頃