……?
[大学内で見た覚えのある青年が、何故不機嫌になってるのかは知る術が無く疑問を浮かべてたら自販機の方へ向かって行ったみたいだ>>183。
そんな彼の姿を見たヒューが友人を見つけて追う、と>>193。]
あっ……。
[今度は此方が声を上げる番だ。
ヒューが追いかけて行った彼は、幼馴染と同じ学科で後輩なのは知ってる。
まさかルーカスの想い人で二人は知り合いだというのは知らないのだが。
ヒューが「友人」と告げ、此方から離れていったのは、ずきりと胸に刺さる。
ヒューは人見知りがあって中々友人が出来にくい、と思っていた節はあったし、自分が一番の友人だと豪語し驕っていたのは認める。
そもそも、ヒューには自分以外の友人が居たって構わないのだ、と理性は言うのだけど。
ルーカスや京極の言葉に反応が遅れるぐらいに、溜め息を漏らし、去って行った幼馴染の背中を見送った*]
(204) 2015/11/18(Wed) 23時頃