―過去の回想《続》―[悲しげな声で聞かれる言葉>>151] 今の気持ち?すごく清々しい…かな? だって俺達、ようやく解放されたんだよ? それはとっても”幸せなこと”でしょ?[爽やかに嗤う姿はきっと禍々しく映って。 抱きしめられて囁かれた言葉には同じく頷いて。] それはそうだよ。 俺だって君しかいらないし、誰にも邪魔はさせないさ。 邪魔するなら、それが神様であっても、壊してしまうよ。[だから大丈夫。そういう風に、頭を撫でて……不意に唱えられる呪文に瞳を曇らせた。]
(203) 2013/05/30(Thu) 01時半頃