[ >>192りーちゃんは顎にしなやかな指を添えて、天井に可愛らしい顔を向けました。 でも、眉間に寄せられた皺が気になってしまって、 わたしは腕を伸ばし、りーちゃんのあたたかな肌に触れるのです。 ] りーちゃんは 笑ってた方がかわいーよ。 皺寄せるのくせになっちゃうよ?[ 勿体ないと笑いまして、先ほどのりーちゃんの言葉にすこし遅れた同意を返します。 ] でも、悩むよね。プレゼント。 わたしも全然決まらなくって…… 後ちょっとなのに。[ 今度はわたしが悩む番です。といっても、難しい顔は浮かべられないのですけどね。 ]
(203) 2016/12/17(Sat) 16時頃