─ 自室 ─
[先程ルパートが言っていた、立派な格子がついてるよ。という言葉。まさにその通りで、はあ、と溜め息をついた。(>>122)幸福が逃げてしまうのは知ってるんだけど、逃げた結果が今な気もするので気にしない。
荷物は広げずに隅に置いて、使うものを出し入れしようと思った。あ、でも化粧品だけは出しておいて損はないな、と机に並べる。
そうして、ぼふんとベッドに座って、ボーッとする。何を考えているわけでもないような顔だ。ぼけらー。他人には見せられない顔だ。
だから、ノックの音(>>187)が聞こえると、ビクッと身体を震わせた。その拍子にずるっと滑り落ちる。 どすっ、そんな音が響いた。かもしれない。]
ったたたぁ、うう、誰……。
[ぱんぱんとお尻を叩いて、少し背筋を伸ばして、髪を整えてから、んんっ、ひとつ咳払い。そこまでしたあとに扉を開けた。]
どなた?って、マリオじゃない、貴方もこのグループだったの。
ごはん…お弁当?もってきてくれたの?
(203) 2018/07/24(Tue) 00時半頃