[ スプスプイ>>153へ再び声をかけた時には、弱々しい声は幾分か回復していた。]
ぼく も、 わくら ば、 いいと、 おも 、う。
[ トルドウィンと少女の間でどんな話が交わされたかは分からない。
しかしふたりの間には、何か大切なことがあったのだろうと思った。
皆、誰かの為に何かをしているのだ。
震えを奥底で殺して、静かに言葉を重ねた。]
とるど いん、 がさっき いってた こと、 わかる。
それに、 わくら ば は、ことば がたりな 、い。
ぼくは ただ、 しりたい。
おしえ て 、 すぷすぷ い。
[ トルドウィン>>189の意見に賛同しつつも、記憶の中の大きな手を思う。それから、瞬いた目>>144のことも。
届いている。しかし届かない。だから知りたい。それだけ。
スプスプイの躊躇いも覚悟も見たつもりだからこそ、心配ではなく願いだけをかけた。]
(201) 2020/08/29(Sat) 22時頃