[珈琲を持ち上げ、残りを啜る。
煙草型ツールを銜えると、やおら肩が凝ったようにも、何か気恥ずかしさに似た感覚誤魔化すようにも大げさな伸びをしてみせ]
──んぁー、…あー、ああ、くっそ!
…なぁんか、おう、…今日はそろそろ『戻る』方が良さそうだ。
このままだと、マジで戻りたくねー気分になっちまうわ。なんつーかな。
……トレイル。
ここででも、…現実の方ででも。
なんかあったんなら、壁に話すつもりで良けりゃー、俺は聞いてやらねー事はねえからな。
[気にかかった、旧友の言葉への、そんな捻くれた声かけと共に。トレイルとクリスマスを見遣ってから席を立つ。
…その近く、先ほどやはり知人だと思った女性>>188が漏らした己の名前に漸く気付いて片眉上げるも、
彼女が思い切りカフェラテに突っ込んだ様子に瞬き。
ふと、ブッと息をふくと、戻る前にとリッキィの元に足を運んで]
(199) 2014/03/13(Thu) 00時頃