[ふと、思い出した光景がありました。ほんの数日前のことです。
葵が、小夏ちゃんを小夏様と呼んだあの日のことです。
そういえば、何かを見た気がしました。>>1:126>>1:153
その後、腐った友人からやたらテンションの高いメールが届いた気がしました。>>1:231
しかし]
………………。
[葵は口をつぐみます。
アイスをあーん。それは、切原君との間では禁句です。
絶対、思い出すのは別のことです。そんな自爆行為、葵にはできません]
……こっち。
[代わりに、葵は切原君を逆方向に誘導します。切原君が長袖を着ていたら、服の袖を引っ張るところですが、あいにく今は夏です。ポロシャツのすそをひっぱりました]
まだ待ち合わせまで時間あるんやし。
無理に合流せんでもええやん?
[そんな理由を述べながら、空気を読んだ自分をほめてあげたいと葵は思ったのでした]
(196) takicchi 2016/08/25(Thu) 02時頃