うん?ああ……そう、そうね。
確かに忌むべき徴ではあるのだけれど…
そうね、私はあまり迷信深くはないってことかな。それに……これでも地上の歴史について人よりは多少詳しくてね。
つまるところ、まあ……その剣は重要な遺物かもしれない、そういう事よ。それなら、きちんと然るべき者が管理する必要があるでしょう。それに……もし危険なものであれば手元に置いて管理するか、封印も考えねばならない。
[言葉を選びながら、相手の目をじっと見つめたまま。視線をそらさずに話を続ける。]
その剣をどこで手に入れたのか。何という名前か。それとこれが一番大事なのだけれど、どんな風にして手に入れたのか。
あら、どうしたの?続きを聞きたいのだけれど。
目を見て話してもらいたいものね…?
[聖堂の台座。そこまで聞きとめたが、妙な間を感じてヘクターに声をかけた。]
(196) 2014/08/14(Thu) 00時頃