199 獣[せんせい]と少女 2


【人】 放蕩者 ホレーショー

―現在―

[まなびやを、ぐるりと迂回しながら。
常よりざわめく風に促されるよう、
屋根へと視線を向ければ。]


 …ははぁ。なるほど。また来たんだな。
 ほら、マリオ。あれが見えるか?

 金色の…そうそう。“お客様”だ。

 最後の一年は、きっと楽しくなるぞ。ふふふ…


[この時期になると立ち寄る、物好きの一人。>>117
初めてここに来た時は、随分と世話になったっけ。

そんな雑談を交わしながら、食堂へと向かったのだった。]

(193) 2016/10/07(Fri) 23時半頃

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