86 忘却の海


【人】 女主人 ダーラ

[マグカップが空になっても物思いに耽っていた。
不意の来客>>183にも、一拍反応が遅れて]

 ん……あら、嬢ちゃん。
 どうしたんだい。そんな似合わない物担いでさ。

[キッチンに向かう傍ら、今しがた自分が座っていた席を勧め、まず目に入ったのは麻袋。
セシルと共に取った食事の残りを温めながら不意に思い出した。]

 今日はみんな腹ペコなんだねェ。
 セシルの坊もさっき腹っ減らしで来たよ。

[二人の間のことなど知らないから、世間話のように。]

(190) 2013/06/17(Mon) 00時頃

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