[ただしそれは、先ほど宙を泳いだのとは別の重く沈殿する煙。穴から顔を出すノイズの視界を奪う様に、雪の如く地面に煙を降り積もらせ、モグラたちが油断している隙にそこを抜ける。―― と、足元を何かが駆けて行った>>@17ノイズのように見えたが、それらは宵越屋とモリ美術館の方へ去って行く。それを追うべきか逡巡するが、銅像の前に人影と青い豚が見えて、>>147ひとまずはそちらの方へ歩を進めた]
(189) 2016/06/11(Sat) 23時半頃