いつお客様がいらっしゃっても良いように、準備万端、用意しておくのがプロなんですよ。
[もっともらしい顔をして、もっともらしいことを言った。が、もぐもぐと団子を咀嚼していては説得力は全くなかった。]
あら、小鈴ちゃんのお友達?
私はたまこです。よろしくお願いしますね〜。
[にこにこと愛想よく言って、お近づきのしるしにもう一本差し出した。
それから朝顔へと顔を向けて、]
餓死!? よかった、まだ亡くなられたわけじゃないんですね。
そうよね、亡くなられたんならお見舞いじゃなくてお供えですものね。
[安堵の表情でひどいことを言いながら、お団子を何本か包む。]
私はいつもいつでも、まかない作り…じゃない、お客様にお団子を準備してますよ。
食べきれなくなるから、朝顔ちゃんもまた来てくださいね。
[色々と言っていることが矛盾していた。]
(189) 2010/06/08(Tue) 02時半頃