―1F・エレベーター前―
[男に気づいたローズマリーが一礼をし、その場を去っていく>>153。
くしゃみこそ止まないものの、機嫌は上々といったように見受けられ、男は車いすを反転させながら小さく頷いた]
俺も生徒全員にまで目が行き届いているわけじゃありませんが、よかった。
……アーヴィングさんも復帰されてから、だいぶ学園に慣れてきたようですね。
学生の時分は小さな歳の差でも壁となり得る時期ですから>>33、少々心配していましたが。
もっとも、社会に出れば歳の離れた友人なんて、いくらでもできるものなんですが。
[白衣を脱いだせい>>124だろう。身にかかる冷気に思わず身震いをする]
……俺も、とっとと帰りましょう。
明日は部の大事な話もありますし>>151>>152、こんなところで田原先生にお声かけした俺自身が体調を崩したら>>124、元も子もないですから。
[男は、鍛え上げられた両腕で車いすを作動させながら、駐車場への道を急いだ]
(189) 2011/11/27(Sun) 22時頃