人狼議事

54 雨降る夜に君の心の音を聴く


【人】 新聞配達 モリス

[新しい区画で、年若い移住者に向けられたのは好奇の目。
穏やかな空気の中にそうしたものを感じたのは、
或いは気にしすぎであっただろうか。
年若いゆえの敏感さがあったのかも知れない。

男は一人、居住区の片隅に居を構えた。
仕事を選ぶにあたり、先の新聞屋が欠けたことを知った。
居住区を巡って記事を書き、新聞を配り歩く。

人と関わるのを嫌ったくせに、人と関わる仕事を選んだ。
世界の景色が変わらないことを自分は知っている。
前の居住区も今の居住区も大差なかった。
ならば他もきっと同じなのだろう。

───天を覆うのは、いつだって分厚い灰色の雲。

けれど…と、心のどこかに思うことがある。
景色は人の目に見えるものか、心に映るものなのか。
人の心に景色が映るのならば、いつか新しい景色が見える日があるのだろうか]

(187) dia 2012/08/02(Thu) 17時頃

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