……っ。
[>>136犬のように鎖を引かれて、息が詰まる。早くこれを外せと叫ぶ声は、胸元から垂れる甘い体液を見て飲み込んだ。
痛々しい、改造の痕。彼をそんな状態に追い込んだのは紛れもなく自分だった。
謝罪に何も返せないまま、眉間に皺を寄せた]
[腕の中の感覚は、平時なら悪くないと感じたかもしれない。
しかし今は、ただひたすら己の罪を見せつけられるだけだった。
素肌に残る雷や綱の拘束痕が嫌でも目に入り、甘ったるい匂いは胸糞悪い放送を思い出させる。何よりその肌を一番初めに蹂躙したのは、間違いなく己だった]
……、ああ。
[自分でないものの誘う言葉を重ねられ、操縦主に憎悪が沸き立ったのは一瞬。
重く頷いて、口付ける。ただ唇を重ねるだけのそれは、彼を犯した時にはしていない、優しく、鈍く、弱々しい動き。
首輪の強制力が働くはずなのに、これは処理で慰みで罪滅ぼしなのだと自分に言い聞かせなければ、身体が動かない気がした。
頭を屈めて、未だ蜜を流す乳首に恐る恐る舌を這わせた*]
(186) fortmorast 2016/06/20(Mon) 23時頃