人狼議事

251 洋墨と躍れ、心の随に


【人】 姉妹 ロイエ


[ それが当然であるかのように、>>145
  黴臭い片隅の、頁を捲る音に歩みを向けていた。
  貪欲に書に食らいつく好奇心の怪物の対面で
  同じく文字を目で追うことが多かったのは、
  単純に、夜の帳を待つに適していたからだが ]


 「 口伝では記憶の保持に限界があった
   記憶を記録に変え、容量の問題を解決した
   書物は世界のバックアップとも言える

   だが叡智には個体差がある
   解釈に差異が生じ、存在が分岐することは… 」


[ ────などと、時折
  唐突に眼鏡をかけた双眸がこちらに向く時には
  気紛れに、図書館の片隅で囁く事もあったか。 ]
     

(185) 2018/10/09(Tue) 00時頃

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