[忘れたく、なかった。 おととい日夏が口走っていたことを思い返す。 ―――残されたやつは忘れていくんだ。>>2:717 空木も、日夏も。 抱えている荷物を俺に手渡してはくれない。 だから俺は、空木を抱き締めようとする日夏を 黙って見つめるしかなかったんだ]*
(183) 2018/08/30(Thu) 23時半頃